相続手続きについてご相談を受けていると、よく聞くのが、
「思っていたより時間がかかっている」
「なかなか終わりが見えない」
というお声です。
相続は、必要な手続きを順番に進めていけば終わるものですが、いくつかの原因が重なると、想像以上に長引いてしまうことがあります。
この記事では、相続手続きが長引きやすい主な原因と、スムーズに進めるためのポイントを分かりやすく解説します。
相続手続きはどれくらいかかるもの?
一般的に、相続手続きは数か月〜1年程度かかることが多いです。
ただし、状況によっては数年単位で終わらないケースも珍しくありません。
その差を生むのが、これからご紹介する「長引く原因」です。
相続手続きが長引く主な原因① 相続人が確定していない
相続手続きを進めるには、まず 相続人が誰なのかを確定 させる必要があります。
しかし、
- 戸籍を集めていない
- 思っていたより相続人が多かった
- 疎遠な親族がいる
といった理由で、この段階で止まってしまうことがあります。
原因② 相続財産の全体像が分かっていない
相続財産がはっきりしないと、
- 話し合いができない
- 遺産分割協議が進まない
という状態になります。特に、
- 不動産の数が多い
- 預金口座が複数ある
- 借金の有無が分からない
場合は、調査に時間がかかりやすくなります。
原因③ 相続人同士の話し合いがまとまらない
相続手続きが長引く最大の原因が、遺産分割の話し合いが進まないことです。
- 意見が合わない
- 連絡が取れない相続人がいる
- 感情的な対立がある
こうした状況では、手続き自体が止まってしまいます。
原因④ 必要書類の準備に時間がかかる
相続手続きでは、
- 戸籍
- 印鑑証明書
- 遺産分割協議書
など、多くの書類が必要です。
「どこから取り寄せるのか分からない」
「不備で差し戻される」
といったことが続くと、手続きが長期化します。
原因⑤ 手続きを後回しにしてしまう
相続は、
- 急がなくてもいいと思っていた
- 忙しくて手を付けられなかった
という理由で、後回しにされがちです。しかし、時間が経つほど、
- 相続人が増える
- 書類が取りにくくなる
など、余計に大変になるケースも多くあります。
相続手続きをスムーズに進めるためのポイント
相続手続きを長引かせないためには、
- 早めに全体の流れを把握する
- 相続人・相続財産を整理する
- 無理に一人で抱え込まない
ことが大切です。
特に、「どこでつまずいているのか」を早めに把握することが重要です。
自分たちだけで進めるのが難しいと感じたら
相続手続きは、
- 法律
- 書類
- 人間関係
が複雑に絡み合います。
「何から手を付ければいいか分からない」
「途中で止まってしまっている」
そのような場合は、専門家に相談することで、状況が整理され、前に進むことが多くあります。
まとめ|相続手続きは“早めの整理”がカギ
相続手続きが長引く原因は、
- 相続人・相続財産が整理できていない
- 話し合いが進まない
- 手続きを後回しにしている
といった点にあります。
早めに全体像を把握し、必要に応じて専門家のサポートを受けることで、相続手続きをスムーズに進めることができます。
相続手続きについて、
「なぜこんなに時間がかかっているのか分からない」
「途中で止まってしまっている」
という方は、お気軽にご相談ください。
当事務所では、山形市・天童市を中心に、相続手続き全般のご相談をお受けしています。
現在の状況を整理し、必要な対応を分かりやすくご案内します。

