運送業を始める際、
- 「とりあえず軽貨物の届出を出した」
- 「紹介だから許可はいらないと思っていた」
このように、許認可をよく確認しないままスタートしてしまう方は少なくありません。
しかし、運送業では許認可の選択ミス=大きなリスクにつながることがあります。
この記事では、運送業で実際によくある許認可の失敗例とその対策を分かりやすく解説します。
なぜ運送業は許認可を間違えやすいのか?
運送業の制度は、
- 軽貨物運送業
- 第一種貨物利用運送事業
- 一般貨物自動車運送事業
など種類が多く、業務内容の違いが分かりにくいのが特徴です。
そのため、「名前のイメージ」だけで判断してしまい、実態と合わない許認可を選んでしまうケースが多くあります。
よくある失敗例① 軽貨物の届出だけで足りると思っていた
失敗内容
- 実際はトラックで運送している
- 軽自動車以外も使っている
👉 本来は一般貨物の許可が必要なケース。
起こりうる問題
- 無許可営業と判断される
- 業務停止・指導の対象になる
よくある失敗例② 「紹介業」だから登録不要だと思っていた
失敗内容
- 運送を他社に手配
- 荷主から運賃を受け取っている
👉 実態は第一種貨物利用運送事業。
起こりうる問題
- 登録なしで営業していた
- 後から登録を求められる
「紹介」という言葉だけでは、判断されない点に注意が必要です。
よくある失敗例③ 副業・小規模だから大丈夫と思っていた
失敗内容
- 副業だから届出不要だと思っていた
- 規模が小さいから許可はいらないと判断
👉 運送業では規模や副業かどうかは関係ありません。
起こりうる問題
- 指摘後に事業の見直しが必要
- 契約関係のやり直し
よくある失敗例④ 将来の事業拡大を考えていなかった
失敗内容
- とりあえず始めた
- 将来の形を考えていなかった
👉 後から
- 許可の取り直し
- 手続きの追加
が必要になることもあります。
許認可を間違えるとどうなる?
許認可を誤ると、
- 業務停止・指導のリスク
- 契約先からの信用低下
- 事業計画の大幅な見直し
といった問題につながる可能性があります。
「知らなかった」では済まないのが、運送業許認可の怖いところです。
失敗を防ぐための対策
✔ 事業内容を具体的に整理する
- 誰が運ぶのか
- どんな車両を使うのか
- お金の流れはどうなるのか
✔ 将来の事業計画も考える
- 法人化予定は?
- 一般貨物へ進む可能性は?
✔ 迷ったら早めに確認する
「グレーなまま始める」のが一番リスクの高い選択です。
まとめ|運送業は「最初の判断」が重要
運送業では、
- 許認可の選択ミスが
- そのまま事業リスクになる
という特徴があります。
始める前の確認・相談が、結果的に一番の近道になります。
運送業の許認可について、
「自分の事業でどの手続きが必要か分からない」
「今のやり方で問題ないか不安」
という方は、お気軽にご相談ください。当事務所【行政書士佐藤貴光事務所】では、運送業許認可の確認・手続きサポートを行っています。
状況に応じて分かりやすくご案内します。
