身内が亡くなった直後は、悲しみの中で多くの手続きを同時に進めなければなりません。
- 何から手をつければいいのか分からない
- 期限があると聞いて不安
- 自分でできるのか、専門家に頼むべきか迷っている
このようなご相談は、行政書士として日常的に受けています。
この記事では、相続手続きを「やる順番」で分かりやすく整理し、
「どこまで自分でできて、どこから専門家に相談すべきか」まで解説します。
相続手続きの全体像【まずは流れを把握】
相続手続きは、大きく分けると次の流れになります。
- 死亡直後に行う手続き
- 相続人・相続財産の調査
- 相続方法の決定
- 遺産分割・名義変更
重要なのは「順番を間違えないこと」です。
では、具体的に見ていきましょう。
【STEP1】死亡後すぐに行う手続き
□ 死亡届の提出
- 提出期限:死亡を知った日から7日以内
- 提出先:市区町村役場
※通常は葬儀社がサポートしてくれます。
□ 火葬許可証の取得・葬儀
こちらも多くの場合、葬儀社が対応します。
👉 この段階では、相続の細かいことを無理に考えなくて大丈夫です。
【STEP2】相続人を確定する(最重要)
相続手続きは、相続人が誰か確定しないと一切進みません。
□ 戸籍を集める
- 被相続人の出生から死亡までの戸籍
- 相続人全員の現在の戸籍
ここでつまずく方が非常に多いです。
- 転籍が多い
- 古い戸籍が読めない
- 兄弟姉妹相続で範囲が分からない
👉 戸籍収集は行政書士が最も多く依頼を受ける業務の一つです。
【STEP3】相続財産を調べる
□ プラスの財産
- 預貯金
- 不動産
- 有価証券
- 車など
□ マイナスの財産
- 借金
- ローン
- 未払い金
「借金があるか分からない」という相談もよくあります。
この調査をせずに手続きを進めるのは危険です。
【STEP4】相続方法を決める(期限あり)
相続方法は3つあります。
- 単純承認(すべて相続)
- 限定承認
- 相続放棄
⚠ 相続放棄の期限に注意
- 原則:3か月以内
「何もしていないのに相続したことになる」ケースもあります。
👉 判断に迷う場合は、早めに専門家へ相談することが重要です。
【STEP5】遺産分割協議・名義変更
□ 遺産分割協議書の作成
- 相続人全員の合意が必要
- 書式・内容に不備があると手続き不可
□ 名義変更手続き
- 預貯金の解約・名義変更
- 不動産の相続登記(※司法書士業務)
行政書士は、
✔ 遺産分割協議書の作成
✔ 金融機関の相続手続き
✔ 相続関係説明図の作成
などをサポートできます。
自分でやる?専門家に頼む?判断の目安
自分で進められるケース
- 相続人が1人
- 財産が少なく、内容が明確
専門家に相談した方がよいケース
- 戸籍が複雑
- 相続人が複数いる
- 平日に役所・銀行へ行けない
- 書類作成に不安がある
「時間」と「安心」を買うという考え方もあります。
相続手続きでお悩みの方へ(ご相談案内)
相続は、一度きりで慣れることがありません。
ネットの情報だけで進めて、途中で止まってしまうケースも多いです。
- 何から始めればいいか分からない
- 自分の場合、行政書士に頼めるのか知りたい
- 費用や流れを一度聞いてみたい
このような段階でも、相談は早い方が安心です。
初回相談だけでも、お気軽にお問い合わせください。
まとめ|相続手続きは「順番」と「早めの相談」が重要
- 相続は流れを理解することが第一歩
- 期限のある手続きに注意
- 迷ったら専門家に相談
相続手続きでお困りの方の力になれるよう、行政書士として丁寧にサポートいたします。

